読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

刀剣へ仮託する四方山話

刀剣乱舞について徒然なるままに。

ヅカヲタから見た刀ステ・刀ミュ

16日のライブでめでたく刀ステ・刀ミュの両方を生で観れたので、書きたかったネタを書く。個人的な脳内整理も含むので、とっ散らかってます。5千字超えたし…。

 

まずは書き主のスペックというか大まかなヲタク歴を晒す。

三十路。人生の半分はヲタク。

 

記憶にあるヲタクの第一歩はアメリカに引っ越す時に祖母に買ってもらったゲームボーイ(初代)。

 

高校辺りのヲタクな記憶は峰倉かずや先生が渋谷でやった初期サイン会に行っていて、コミケを少々嗜む程度。下北沢、中野辺りの劇場通いも少々。

大学辺りでKoeiのネオロマンスにどっぷり。コスプレ始めた。ゲームに出てきた場所に行くのもこの頃始めた。北は平泉から西は壇ノ浦まで。厳島神社鵯越〜京都とか。熊野の辺りを3泊4日でまわっていた時に3回くらい自殺希望者と間違われたのもいい思い出。

2006年に職場の人に誘われ宝塚初観劇。ベルばらよ、ベルばら!一回目にして最前列。その時の感想は「意外と布がちゃちい」←

その後、見続けやっとファンとしても研10になった。

十二国記バイブル。12OLもやった!

 

艦これやってたら、刀剣乱舞の情報が入ったので、和風ヲタクとして興味を持ち2015/1/15に相模国で開始。歴だけは古参。歌仙さん。美術館や博物館探訪は時々のんびりと。2016/1の京博の展示に行き、先月から全4回の末兼先生の講義に参戦。

 

というのを踏まえてここから本編。

宝塚で私は歌が上手い人が好きである。見た目も大事だが、歌劇団なのに音痴は論外だと思っている。

芝居は”棒読みではない&独りよがりではない&柔軟性がある、ということが分かる程度のセンスしかないので、6歳くらいから10年やってたピアノやクラリネット、雅楽のおかげで身についた音感をもとに歌が上手い人を探しつつ観ている。

 

そんな私にとって、トライアルの頃の刀ミュは「その歌唱力で"ミュージカル"を名乗るなぁぁぁぁぁあ!!!!щ(°д°щ)宝塚の文化祭より下手くそじゃないかぁぁぁぁ!!!щ(°д°щ) 15,6歳の子たちより下手ってどゆことやねん!!!щ(°д°щ)」という印象だったので、全力で自分の中で拒否った。

これは無理だ。いくら諸々の資質に対してハードルの低めの2.5次元だとしても無理だ!と思ってしまってそこから先日のライビュとプレミアムライブの予約の頃までほとんどノータッチ。

 

公演の作りとして、前半に1時間半程度の芝居(勿論、ミュージカル)と後半に1時間以内のライブ(ショー)というのは宝塚そっくりなので、歌のレベルさえクリア出来れば私と親和性が高いのは刀ミュの方だと思うからこそ、何故わざわざ歌えない人を選んだ…2.5次元はそんなに顔だけの世界なのか…と思ってしまった。

 

対して刀ステ。

 

刀ミュを拒否っていた頃に先行予約の時期だったせいもあり、歌わなきゃ2.5次元だとしても観れる!はず!(酷いw)と思い、俄然チケ取りに燃えた。

誰も刀ステ組が歌は上手いとも言ってないし、公式も歌わないとは言ってないのに、何故か期待だけは高まり、勝手に上がるハードル。

キャラソン(違)出さない=歌わない、が染み付いたネオロマヲタクの習性。というか、私の推し声優である石田彰に責任を押し付けたい。遼遠くらい歌えや…。(マイクを口にすら当てない)

 

後は刀ステの方が興味を惹かれた要因の1つに出るキャラの多さ。素人レベルだけど写真を撮るのも好きなので、スチール写真の美しさにもトキメキ。一人一人の出番は減ってしまうけど、ライブパートがない分だけ芝居時間が伸びるし、特に心配はしてなかった。

 

何より三日月宗近が神のように綺麗だと思った。

刀ミュが動的な三日月なら、刀ステは静的な三日月。

 

閑話休題

グッズについて見てみる。

まずは宝塚の公式通販サイトをご覧頂きたい。

http://www.tca-pictures.net/quatre/

 

公演ごとにスチール写真、舞台写真、公演CDにDVD(blueray)、イメージお土産、トップスター監修グッズ、機関誌etcがある。

刀ミュは宝塚も参考にしたんだろなと思えるぐらいに出てる物が似ていてwwwこの財布をむしりにくる感じがたまらないwww

あ、宝塚はさすがに個人CDをあんな風には出さない。あれはAK○商法だ。

 

対して、刀ステは公演中にトレブロ、個人スチール、プログラムなどを出したっきりで、通販も受け付けたけど2回ぐらい発送延期中でしたっけ?やっと配送したっけ?

うーん、再演の話をまとめるのに忙しいんだろうけど、客が離れちゃうよ?と余計な心配。

 

という、グッズ面からもやっぱり刀ミュが馴染むんだけど、まだ心は刀ステ推し。

 

閑話休題終了。本編へ戻る。

推しキャラが三日月なので、特に気にしなかったけど、刀ステは出演者のビジュアル公開などのスケジュールものんびりでしたね。

 

宝塚なんて既に2017年の年間スケジュールが出てるからwww

本公演(日比谷と兵庫の大劇場でやる演目)以外は変わったりもするけど、本公演のスケジュールは基本的に変わらないので、下手すると2017年12月の予定まで仮で入るえげつなさwww

 

冬のライブの先行がもうすぐあって、19日には新情報解禁した刀ミュもそこそこいいスピードですね。第3弾とか発表してもいいのよ?(やりかねない)

 

対して、2016年冬に再演てのをやっと発表した刀ステ。うっかり配っちゃった号外速報も文字のみ。

えぇっと、劇場とか小屋の確保は大丈夫?また狭かったら暴動起こっちゃうよ?鈴木さんのスケジュールは押さえてあるんだろうけど他の方は大丈夫?危なそうな人がちょいちょいいるよ?

と心配の種は山ほど。

 

外の世界で再演というとなるべく同じキャスト!というのが普通なんだろうけど、宝塚で再演というと9割9分は初演とは別の組になる=キャストは総とっかえなので、発表済みの三日月宗近以外が新キャストでも私は驚かない…(°ー°;)

 

というか。

 

刀ステ製作組はのんびりなので(よく言えば、こだわり派。慎重。)冬までに新キャストを沢山選んで、衣装手直しして、宣材用&グッズ用のスチール写真を撮って、抜き稽古とかして…

 

ってのをする気がしないから(出来なry)キャスト変更はほとんど心配してない。

 

鶴丸の染はんのスケジュールが歴史なんちゃらの影響で一番ヤバいなーとかその程度。

 

これで総とっかえだったら、私はむしろ製作を褒めたい。やればスピーディに出来るやんけ!!と。そのテンポで色々展開しよう?!と。

 

生で観た感想

やっと生の話。

 

刀ステは2016/5/20の前楽を大阪で観劇。

朝イチに出発して、東京→京都→奈良と移動して、三條小鍛冶宗近本店で三日月宗近のペーパーナイフを購入!

f:id:zunminnie_81:20160718212639j:image¥18,000のストラップ←

 

マッハで新大阪まで戻り、宿のチェックインこなして、滑り込みセーフというギリギリなスケジュール。

 

東京公演の頃は宝塚の「るろうに剣心」でいっぱいいっぱいだったので、当日券にも並べず、ストーリーとか感想とかほとんど漁らずに大阪に乗り込んだ為、とてもとても新鮮にたった一回の観劇を味わった。

 

ライビュを見る選択肢もあったけど、せっかく生で観れた直後に上書きしたくなくてホテルへ戻った。

 

OPの名乗り上げるところで心は鷲掴み。

立ち居振る舞いが理想と寸分の違いもない。声も寄せてる。身長差も程よい。

 

BGMとSE最高。龍笛かなー。私、篳篥とか琵琶とか出来るから入れて!と思った。

 

敵と切り結びながらそれぞれ1、2フレーズずつ歌っていくOPソングはいつ発売されますか?再演の時には売って欲しいなぁ…可能ならば毎日聴きたい。

そして!椅子からずり落ちるような音痴もいない!聴けるじゃないか!宝塚の文化祭よりちゃんと上だし、若手バウや新公といい勝負じゃないかなぁ…

あ、でも、カッコつけの上手さは刀ステの方が上だ。イケメンがカッコつけるのは素晴らしい。

 

歌に関しては一曲丸々ソロで歌ってないので断定はしきれないけど、音痴は1フレーズだろうと外すが、OPもEDも不協和音ではなかったので(少なくとも前楽は)音痴はいない。と願う(笑)

 

ストーリーについては色んな感想がそれぞれあるだろうから割愛。

 

個人的に刀ステが好きな最大のポイント。

それはもうひとえに鈴木さんの三日月宗近ゆえ。発声や表情、間の取り方も本当に理想的だった。

 

何よりも、何よりも、私の心を掴んでいったのはED前のここ。

f:id:zunminnie_81:20160718213429p:image

(本当は有料のもののキャプチャは貼りたくないんだけど1枚だけご容赦願いたい)

全員すぐスローモーションで出てくるんだけど、数秒だけ三日月宗近1人で剣舞の状態になるここ!!!

 

たまんない!超たまんない。

 

舞いたい。せめて、楽を吹きたい。吹かせて下さい。

 

私、今はお休み中だけど雅楽を習っていまして。篳篥と琵琶がメインでたまに鉦鼓など打ち物も。宮内庁の先生(つまり人間国宝)にも習っていたくらいには頑張ってた。

舞楽には手を出さなかったんだけど、同じ団体にはきちんと舞える人もいたので、舞に合わせての奏楽もしてました。

 

そんなネオロマ(遙か)に端を発した平安ヲタクの私としては鈴木さんの三日月宗近の所作、舞を見た瞬間に心の底から打ち震えた。

腰の落とし方、すり足、体重移動。どれをとっても、何年も舞楽をやっていないと出来ないレベルに見えた。かつ、そのまま殺陣が出来る身体能力。

 

三日月宗近の一瞬の剣舞、メルパルクじゃなくて、御所の紫宸殿や清涼殿前に見えたよ。

 

という訳でこの時点でも天秤にかけると、色々と難はあるけど、三日月宗近ゆえに刀ステ推し。

 

おまけポイント。

・真剣必殺、全員やって!!特に平安組!!脱ぎにくそうだけど!!

・2階?の八百屋舞台、大変そー。あれ足を傷めやすいからなー。けが人が出なくて本当によかった。

・宗三の生脚万歳。

 

そして、刀ミュに挑む

色々ぐだぐだグダグダと批判しつつも新撰組も大好きなので(ヲタク)秋の公演は先行で申し込みたいなーと思い、早めに入るべと課金。そしたら、お見送りライブ?とやらが発表されて、試しに1公演だけ申込。

 

まさかの当選。

 

発券。

 

まさかの最前列wwwwwwなんでwwwwww私が何をしたwwwwww

 

と、慌てふためく。

自慢と取られても構わない。本当にどうしていいか分からなかった。

 

そして悟る。これは予習しとかないとヤバい。というか、出演者に失礼だわ。と思い、

千秋楽のライビュを探す。運良く譲渡の募集に拾って頂き、川崎で観戦。

違う、観劇。

 

そして、チケット代並みの費用をかけてうちわを作成し始める。トップとかアイコンにしてるあれね。

 

めっちゃ楽しかった。予想以上に楽しかった。

歌も思っていたよりも上手くなっていた!(上から目線)ノリで聴ける。

あ、音はずしたなーと思っても熱量に押される。キラキラに吹き飛ばされる。

 

なるほど。これは刀ステには無い部分だ。楽しい。

 

宝塚ではペンライトは基本的に振れないが、ネオロマイベで全力で振っていたので抵抗感は一切なかった。そういえば、ネオロマイベも初期の頃は声はいいのに歌い慣れてなくて、ぶっちゃけ下手くそだったけどキャーキャー言ってたわ。思い出した。石田彰は歌わなかったけどな。

 

千秋楽ライビュ、最後に秋公演の新撰組メンバーが出てきたところでメーターふりきれる。のんびり見てたのに、叫ぶ。

ようこそ、刀ミュの世界へって言われた気がした。

 

最近。

 

冬の合同ライブも申し込むよ。勿論。

だって、刀ミュも楽しいもん。ヅカヲタとしてはやはり刀ミュが身体になじんでるのと、刀ミュ運営は次々に人参をぶら下げてくるから、そりゃ、走るわ。どっちかをsageてる人もいるけど、勿体ない。ずらずらぐだぐだ書いたけど、どちらも一長一短あるだけで、楽しいよ。

 

刀ミュのライブが作品感を壊しているという意見はごもっともだと思う。

 

あれは刀剣乱舞じゃない。

 

でも、かっこいいしテンション上がるしキャーキャー言うの楽しいよ。三日月宗近のコスプレをした黒羽さんだと思えれば、絶対に楽しいので、ライブを敬遠している方は二部は中の人を見に行くと思ってトライして頂ければなぁと思う。まだまだ歌に難はあるけど。

 

そして、何よりも厳島神社

 

凄いですね。

 

あそこでやるという事に対する賛否両論は重々承知の上で、私は「凄いね」と言いたい。「素晴らしい」かは保留。そこは終わってみないと。

 

国宝で世界遺産で神社で2.5次元の公演をやることについて、否定的な面をいくつか挙げるとファンのマナー、発展途上のジャンルだから神域には相応しくない、といった所でしょうか。

ファンのマナーについては、チケットが当選した人は厳島神社の歴史などを勉強して、厳かな気持ちで臨んでほしいとしか1ファンには言えないですよね。

先日のPARCOの抽選に「刀ステのファンはマナーいいな。まだ誰もいないよ。」と呟いた人を早朝5時くらいに見かけて、とんだブーメラン…と思いましたが何も出来ないので見過ごすしかなかったですね。

 

発展途上のジャンルが相応しいか相応しくないかについては、刀ミュだって歌舞音曲の一種なのだから奉納するものとして十二分に価値はあると思います。

歌舞伎だってはじめの頃は河原者の芸だったと言われているのだから、演劇ミュージカルの中では新ジャンルの2.5次元だってジャンルとして更に大成する可能性はいくらでもあるんじゃなかろうか…

私だって高野山の金剛峰寺で雅楽を奉納させて頂いた事がありますが、始めて2年くらいのぺーぺーでしたが、どうぞいらして下さいと言って頂けましたので、その感謝の意も精一杯込めて楽を奏でさせて頂きました。

お大師様へ、芸能の神様へ、関係者の皆様へと感謝をしました。

外野の評価だけではなく、奉納する側の気持ちも大事だと思います。なので、刀ミュの出演者陣には天狗にならずに謙虚な気持ちで、かつ、今以上に研鑽を積んで臨んで貰いたいです。

 

それに刀ミュ側がやりたいといくら言っても神社側が了承しなければ発表に至らなかった訳ですから、神社側も様々な準備や2.5次元への勉強をしてくださっていると思います。

 

余談ですが、刀ミュの公演日はちょうど神様が出雲にお出かけされていていらっしゃらない筈の日です。(神無月の中でも特に出雲で神迎祭をしている期間)

きちんと厳島神社に参拝される方は「戻られたらよろしくお願いします」と前置きをされてからお願い事を奏上されるとよろしいかと思います。

 

更に余談ですが、私は厳島神社の鹿にお土産として買ったばかりのもみじ饅頭屋の紙袋をかじられて、箱を素で抱えて宿に戻りました。

 

マジでやつらは危険。

 

完。