刀剣へ仮託する四方山話

刀剣乱舞について徒然なるままに。

【雑記】刀ステ大千秋楽前に宝塚へ

2017/1/17
 
早起きして起きて宝塚へ。
 
すみませぬ。宝塚が先です。
でも舞台の内容から関連して信長と長谷部について語ります。


星組の七海ひろき主演「燃ゆる風 軍師・竹中半兵衛」を観てきました。
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大号泣でした。・゚・(ノД`)・゚・。

贔負(宝塚では推しではなく贔負と言います)じゃないんだけど、贔負の主演作品で気にするようになって、宙組時代から星組まで10年近くそっと応援していて、やっとやっと主演作品ができたのも泣いた要因なんだけどね。

脚本がこれでもか、これでもか!!と泣かせに来て。

竹中半兵衛って有名だけど短命だったのね…_(:3 」∠)_

という感じで、刀ステ前に魂を削っての観劇。
ハンカチがマジでしっとり。
柔軟で色んな人に好かれて、でも、ふとした瞬間に主を決めて、頑固と言われようとも主人の為になることしかしなくって…。亡くなる前に妻が今後も生きて行けるようにそっと里親と対面もさせて…。あー…。

そうそう。

刀ステ前にこれを観れてよかったなって思ったのは、劇中で織田信長豊臣秀吉・黒田勘兵衛・明智光秀が出てきたこと。
しかも織田信長竹中半兵衛・黒田勘兵衛の出会いの頃の話なので、刀ステだと長谷部がものすごい拘っている「直臣でもない奴に(何故)下げ渡した」という点が、少し理解できる気がしました。

織田信長が直臣に迎えたかった竹中半兵衛豊臣秀吉の人間性に惚れちゃって、そっちの軍師になっちゃったけど)が自分以上に上様(信長)の役に立ちうる唯一の軍師である、とした人物なんですよ。
竹中半兵衛に対する評価や半兵衛からの推薦も踏まえて、直臣以上の働きをしてみせよという意味を込めて、信長は長谷部を下賜したんじゃないかなぁ。
黒田勘兵衛を、ひいては竹中半兵衛をどれぐらい評価していたかを織田信長に語ってもらうしかないんだけど「期待しているぞ」という事を示したのであって「もういらない」ではないんだよ、きっと。
秀吉を何度も何度も何度も迎えに行かせるぐらい半兵衛を評価していたんだよ。それはそのまま勘兵衛への期待度になるんだよ。そして、その期待の結晶が長谷部なんだよ。

と、宝塚版の舞台を踏まえて長谷部はそんなに卑屈にならなくていいのにな、と勝手に考えてみました。

 

(注意:あくまで宝塚版の竹中半兵衛の舞台と刀ステを組み合わせた感想です。本当の史実だと「もういらね。お前にやるわ」と下げ渡したのかもしれないので、各個人でお調べください。私はしばらくは自分の好意的な解釈で夢をみたいのでこのままでいます。)